転職ノウハウ > 職務経歴書の書き方
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今までの業務経験、プロフェッショナルとしての能力や知識、成果などを記載した書類のことです。履歴書はある程度フォーマットが決まっていますが、職務経歴書は、自分の経験や自分らしさを表現・アピールする書類ですので、決まったスタイルはありません。
採用担当者は、職務経歴書をみて、自社で必要としている人物像と合致するかどうかや実務能力を判断するため、伝えたい情報を精査して作成する必要があります。
まとめる順序は直近の経験から過去へ遡っていくように作成しましょう。モビリティ自動車業界のスタートアップ企業や外資企業などは特に”ジョブ型雇用”が重要視される傾向が強く、求人にマッチするポイントが分かるよう直近の経験からまとめましょう。
☑ A4サイズで2-3枚
短すぎず、長すぎずが理想です。ボリュームが多すぎると、ポイントがぼやけてしまいます。
☑ 数字や具体的なキーワードを使う。
職務経歴書は、応募者の実績・スキルを確認するためのものです。自分の能力は具体的な内容で記入し、ロジカルにしっかりとアピールしましょう。
☑ レイアウトを意識する。
見た目が整理されていない職務経歴書は、それだけ評価に。伝えたい内容が分かるよう、箇条書きや線を使って、見やすいレイアウトにしましょう。また太字で強調するのは問題ありませんが、ハイライトやカラフルにすることは、一般的ではないので避けた方が良いでしょう。
☑ 画像やポートフォリオを使う。※芸術職の場合
芸術職の場合は、画像を添付しても良いでしょう。また、ポートフォリオとして別書類にまとめることをおすすめ致します。
プログラミング言語、フレームワーク、ツール、ライブラリなど、自分が実際に使用した技術を全て具体的に記述しましょう。その際は業務内容とは別に枠を用意し、該当業務と並列させて記入すると、キャリアのどの時点でどの技術を習得・使用していたかが分かりやすく、より効果的にご自身の実力をアピールできます。
また、携わったプロジェクトの規模やその中での役職についても忘れずに言及しましょう。ご自身の経験した責任範囲を明確に示すことで、採用担当者より業務経験をより正しく評価して貰えます。
プログラミング言語、フレームワーク、ツール、ライブラリなど、自分が実際に使用した技術を全て具体的に記述しましょう。その際は業務内容とは別に枠を用意し、該当業務と並列させて記入すると、キャリアのどの時点でどの技術を習得・使用していたかが分かりやすく、より効果的にご自身の実力をアピールできます。
また、携わったプロジェクトの規模やその中での役職についても忘れずに言及しましょう。ご自身の経験した責任範囲を明確に示すことで、採用担当者より業務経験をより正しく評価して貰えます。
このパートは内容の要約になり特に重要になります。多忙な採用担当の方がここだけ読んで、全体を隅々まで読むかどうか判断することもあるのでフィットしそうと興味を思ってもらえる要約にまとめましょう。また幅広い職務経歴がある方は特に、求人内容に合わせて、経験をピックアップしアピールしたい経験をまとめましょう。
どんな会社で、どんな役割を果たしてきたかを明確に説明するセクションです。
♦ 実績
どの職種であっても、必ず実績の欄は記載しましょう。具体的な数字があると良いですが、数字がない場合はどのような結果や影響をもたらしたか記入しましょう。
♦ 担当顧客・商材
扱っている商材、サービスや担当してきた顧客や取引先について、記載し、書類を確認する方がイメージができるようにしましょう。
♦ 業務要約
業務要約は、仕事をする上で携わってきた自分の役割について事実ベースで簡潔にまとめる。
例えば、営業企画などの場合、市場調査によりデータを収集したのか、実際にデータを用いて企画案をたてたのか、企画案に沿って実行する立場だったのかなど。ご自身の具体的な役割が分かるように簡潔にまとめましょう。
このパートは、求人に対してあなたの活かせる経験のハイライトです。
企業が何を求めているか求人やリクルーターから情報を収集し、専門知識やテクニカルスキルなどハードスキルとコミュニケーションスキルやリーダーシップなどソフトスキルの両面を含み、3-4つでまとめると良いでしょう。
PC スキルや資格について、汎用性の高いものを含めて具体的なレベルと共に箇条書きでまとめる。
すべての資格を記載する必要はなく、応募先にアピールしたいポイントやポジションに関連するスキルに絞りましょう。
例:
実務経験:文書読解、メール交換、プレゼンテーション
自分の強みやアピールポイントを課題や目標に対してどのように取り組んだか、あなたらしさが伝わるようにまとめましょう。プロジェクトマネジメントやエンジニア、営業など職種によって、必要とされるポイントは異なりますので職種に関連したスキルがおすすめです。また、実際の行動事例を踏まえると人柄も分かりイメージもしやすくなります。
たくさんあって絞れないという方は、企業のコーポレートバリューを確認してみるのも一つです。企業全体で大切にしているバリューと類似した観点で自分をアピールすると、採用側の目線ともマッチするため効果的です。
自己PRの例:
私の在籍する○○では、高い顧客満足度水準を安定して記録しています。高い水準を維持するために、目標値を全国平均より高く設定しています。具体的には、各スタッフのスキル、効率向上のため、自身スキルの伝達、指導や、トレーナーとして全国の販売スタッフに向け、今までで30回ほど、トレーニング資料の作成や、コーチングのミーティングを開催しています。コーチング資料の作成や、フィードバックをもらう為、月2回ほど英語での電話会議、5回ほど海外トレーナーの通訳を行いました。
○○オートモーティブグローバル本社としての決定方針をただトップダウンで現地法人へ落とし込むのではなく、現地で何が起きているかの定期的な状況確認や関係構築に特に意識して各調整を進めて参りました。また担当地域の一員として、収集した情報や問題についてはクロスファンクショナルに各部門のリーダーに自発的にシェアすることで密なコミュニケーションを心掛け、決定事項について温度差が出ないよう意識し、語学を活かしたコミュニケーション力、関係構築力を全面に活かし各プロジェクトに取り組んで参りました。
マーケターとしてプレゼン力に力を入れて取り組んで参りました。クライエントに対して提案要点を簡潔にまとめ、社内決裁資料の作成や様々なパターンの資料作成、プレゼン経験を積んできました。特に〇〇自動車での毎月2回の決裁時は、役員の時間は5~10分程度しか時間がいただけなかったため、A4 1枚の資料にすべてを簡潔にまとめる力、提案力が鍛えられました。