2025年1月24日 【転職×トレンドニュース】自動車×ソフトウェア!SDVに対する企業の取り組みと人材トレンドまとめ

こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。
自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。
Jan 20, 2025 by NHK
1.日本の自動車メーカー各社 EVやソフトウエア分野で連携強化へ
日本の自動車メーカーは、EVやソフトウェア分野での競争激化に対応するため、基礎技術開発などで連携を強化しようとしている。
日本自動車工業会は「自工会ビジョン2035」を発表し、中国の新興メーカーが急速に成長していることで、日本メーカーの競争優位性が揺らいでいると指摘。EV分野では次世代充電方式の開発や半導体・バッテリーの仕様共通化、リサイクルしやすいバッテリー設計に取り組む。ソフトウェア分野では、車載基本ソフトや運転支援技術のデータでの連携を進める方針。
自動車業界は「100年に1度の変革」を乗り越えるため、他業種やスタートアップとの協力を深める必要がある。新規参入が増える中、連携で競争力を高められるかが課題だ。
Jan 24, 2025 By carview!
2.ソフトウェア定義型自動車の「発明者」に会う 業界変革と今後の展望 米ソナタスCEO
ソフトウェアを中心に設計されるSDVは、自動車業界に大きな変革をもたらしている。ソナタスのCEOジェフリー・チョウ氏によれば、IT業界の技術を応用し、無線アップデートやAI搭載を可能にすることで、SDVは次世代の自動車の基盤になるという。
同社は、自動車メーカーの課題解決に向けてカスタマイズ可能なソフトウェアを開発。CESでは先進的な技術を披露し、自動車業界での存在感を示している。一方で、多くのメーカーが独自の技術内製化を進める中、外部サプライヤーとしての役割を模索し続けている。
チョウ氏は、SDV時代において信頼性の高い技術提供と人材の質の維持が鍵になるとし、同社の成長を着実に進める考えだ。
Jan 24, 2025 By マイナビニュースPREMIUM
3.自動車業界はソフトウェア技術者が足りない? ホンダの「人事」施策を聞く
自動車業界ではソフトウェアエンジニアの需要が急増しているが、深刻な人材不足が課題となっている。このため、業界全体で人材確保と育成を強化する動きが活発化している。開発拠点を都市部に増設することでエンジニアの働きやすい環境を整えたり、海外から多様な人材を採用する企業が増加。さらに、リスキリングを通じて既存従業員のスキルアップを推進し、ソフトウェアやデータサイエンスなどの分野で即戦力を育てる取り組みが広がっている。
ホンダもこうした動きの一環として、キャリア採用を強化し、採用者の約6割をソフトウェアエンジニアが占める状況にある。さらに、大阪や名古屋など全国に開発拠点を新設し、働く場所の選択肢を増やしている。また、日本語要件を撤廃した海外採用や、全従業員を対象にした大規模なリスキリングプログラムを展開。これにより、2030年に向けて新しい価値を創出するエンジニアの育成を目指している。