2025年2月28日 【転職×トレンドニュース】メーカー別!自動運転タクシーの最新事情まとめ

こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。
自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。
Feb 22, 2025 by 日本経済新聞
1.トヨタ、ウーブン・シティに自動運転専用道 地下道も
トヨタ自動車は静岡県裾野市に建設中の実証都市「ウーブン・シティ」を報道陣に公開した。
この都市では自動運転専用道や物流効率化のための地下道を設置し、実際の居住環境での技術検証を行う。2025年秋以降の始動を予定しており、当初はトヨタ社員や関係者が入居し、将来的には約2000人の居住を想定している。第1期工区は約4.7万平方メートルで、全敷地は約71万平方メートルとなる。自動運転領域では信号制御や車両・インフラ連携の実証を行い、地下道では天候に左右されない自動物流システムを構築する。
豊田章男会長は「この場所から未来のモビリティーが生まれてくることを期待している」と述べた。テスラやウェイモなど競合が自動運転開発を加速する中、トヨタは車両と交通インフラを組み合わせた独自の戦略で差別化を図る。
Feb 27, 2025 By レスポンス
2.中国北京の公道で無人タクシーが走る時代へ、WeRideが新サービス開始
自動運転企業WeRideは北京で最新型ロボタクシー「GXR」による完全無人の有料配車サービスを開始した。本サービスは北京経済技術開発区内の主要地域をカバーし、高速鉄道駅や北京大興国際空港への高速道路ルートも含む。
GXRは2024年10月に発表からわずか4ヶ月で商用化され、WeRideの迅速な展開力を示している。このレベル4自動運転車両は、冗長化されたドライブバイワイヤシステムや世界初の隠しBピラーなどの特徴を持ち、5人乗りで広い乗降・座席・荷物スペースを提供する。利用者は「WeRide Go」アプリでワンクリック配車が可能だ。
WeRideは中国国内外の複数都市でロボタクシーを運営し、2025年までに北京での車両数を数百台に拡大する計画である。
Feb 28, 2025 By NHK
3.米 テスラ 自動運転タクシー参入に向け配車サービス認可申請か
テスラが、カリフォルニア州当局に配車サービスの認可を申請したと複数のメディアが報じた。これはマスクCEOが昨年発表した自動運転タクシー「サイバーキャブ」構想の一環と見られる。
当初は運転手付きサービスから始めるが、将来的には完全自動運転タクシーへと発展させる計画だ。テキサス州オースティンでは今年6月からサービス開始を予定している。
米国では既にグーグル傘下の「ウェイモ」がカリフォルニア州で自動運転タクシーを展開しており、テスラの参入で競争が激化すると予想される。