2024年11月1日 【転職×トレンドニュース】技術革新!最新のJOEM動向まとめ
こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。
自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。
Oct 31, 2024 by Bloomberg
1.トヨタとNTT、AI運転支援技術開発へ5000億円投資-事故ゼロへ
トヨタ自動車とNTTは、2030年までに5000億円を投資し、交通事故削減を目指すAIベースの運転支援技術を共同開発すると発表した。
両社は2025年から「モビリティAI基盤」の開発を開始し、2028年頃から実用化を目指す。トヨタの佐藤社長は、ソフトウエア・ディファインド・ビークル(SDV)の重要性と、NTTのIOWN技術を活用した低消費電力・低遅延のデータセンター展開を説明した。
この取り組みは、2017年から続く両社の協業関係をさらに発展させるものとなる。
Oct 30, 2024 By NHK
2.スズキ 来年春からインドで生産のEVをトヨタに供給へ
スズキは2025年春からインドで生産するSUVタイプのEVをトヨタに供給する計画を発表した。
このEVはトヨタ、スズキ、ダイハツが共同開発したプラットフォームを使用し、トヨタは世界各国で販売する予定。2017年から業務提携関係にある両社だが、EVの供給は今回が初となる。
世界的なEV競争が激化する中、ホンダと日産の提携検討など、日本メーカー間の協力関係が強まっている。
Oct 30, 2024 By 東洋経済オンライン
3.ホンダ、社長が初めて触れた「業界変革」の中身
ホンダは2040年までに全ての新車をEVとFCEVに切り替える計画を発表。その第一歩として「0シリーズ」を展開し、2026年から「サルーン」を量産開始、2030年までに計7モデルを導入する予定。
最近のゼロテックミーティングで、新開発の低重心プラットフォームや先進運転支援システムなどの技術を搭載したプロトタイプを公開。特に注目すべきは、バリューチェーンの変革への取り組みで、電池のリサイクルやSDV化など、従来の「開発、生産、販売」という形から大きく変わる新しいビジネスモデルを目指している。
三菱商事との協業会社ALTNAなど、複数の新規事業を立ち上げ、2026年以降の本格展開を計画している。