【転職×トレンドニュース】大手自動車メーカーの電動車に関する戦略まとめ

こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。

自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。

 

May 9, 2024 by Reuters

1.韓国現代自、米EV工場でハイブリッド車も生産へ=幹部

現代自動車は、ジョージア州のEV工場への投資を、ハイブリッド車の生産にも充てる方針を明らかにした。この投資額は126億ドルで、グループの国外投資としては過去最大である。具体的には、ジョージア工場にハイブリッド車の生産設備を追加し、今年下半期からその生産を開始する予定だ。この決定について、同社のCOOは、「現在、わが社は完全な電動で進むのか、それとも他の選択肢を含めるのかという重要な分岐点に立っている。私はEVに加えて他の選択肢も含める方針を支持している」と述べた。

May 9, 2024 By Reuters

2.米GM、「シボレー・マリブ」生産終了へ EVに注力

米国の自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)は、ガソリン車の「シボレー・マリブ」の生産を今年の11月で終了し、電気自動車(EV)に注力すると発表。マリブは1964年以来、全世界で1,000万台以上販売されてきたが、GMは今後、カンザス州の工場に3900万ドルを投じてEV「シボレー・ボルト」の次期モデルを生産する計画。GMは乗用車の生産を減らし、クロスオーバー車とSUVの生産を増やしており、マリブはコルベットを除くと、シボレー・ブランドで米国内で販売されている最後の乗用車となる。

May 15, 2024 by Reuters

3.ステランティス、中国新興の低価格EVを欧州9カ国で販売へ

ステランティスは中国の電気自動車メーカー、リープモーターと合弁会社を設立し、欧州9カ国で低価格の電気自動車を販売する計画を発表した。合弁会社はステランティスが51%の株式を保有しており、リープモーターの電気自動車は中国以外の地域でも販売される予定。具体的な生産拠点は未定だが、ポーランド南部ティヒにあるステランティスの所有する工場での生産も検討されている。