2024年9月13日 【転職×トレンドニュース】まだまだ拡大中!EVバッテリーに関するニュースまとめ
こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。
自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。
Sep 6, 2024 by Reuters
1.トヨタがEV電池生産増強、パナもスバルと新工場 経産省支援
トヨタ自動車とパナソニックエナジーがEV用電池の生産拡大を発表。トヨタは福岡県に新工場を建設し、兵庫県の既存工場を拡大。パナソニックはSUBARU向けに群馬県に新工場を設立し、マツダ向けに国内2工場の生産能力を増強。
トヨタの計画には全固体電池の開発も含まれ、総額約2450億円の投資に対し経産省が856億円を助成。2028年から新工場での生産開始を予定。
パナソニックのSUBARU向け投資は約4630億円で、最大1564億円の助成を受ける。2030年末までに年間20GWhの生産能力を目指す。マツダ向けには約833億円を投じ、2027年以降に生産開始予定。
各社はEV市場の本格的な需要拡大に備え、生産体制を整備している。
Sep 6, 2024 By Bloomberg
2.パナソニック、スバルとEV電池工場新設-マツダにも供給
パナソニックエナジーとSUBARUは群馬県大泉町に新しい円筒形リチウムイオン電池工場を建設し、2028年度からSUBARUのEVに搭載予定。投資総額は4630億円、年産能力は30年末時点で16ギガワット時。
また、パナソニックは大阪府内の2工場を増強し、27年以降にマツダに電池セルを供給。投資総額833億円で30年時点で6.5ギガワット時増強。
両プロジェクトは経済産業省の蓄電池供給確保計画に認定され、SUBARUとの事業に最大1564億円、マツダとの事業に283億円の助成が決定。
パナソニックHDは電池事業を重要視し、北米1軸から日米2軸への戦略転換を図る。国内自動車メーカーの需要に対応し、電池事業で売上高3兆円達成を目指す。
経産省はトヨタ自動車と電池子会社の次世代電池開発に最大856億円、日産自動車のリン酸鉄リチウムイオン電池開発に最大約557億円の支援を決定。
Sep 13, 2024 By Bloomberg
3.GM、中国企業技術のバッテリー購入で協議-TDK米工場から
GMはTDKが運営する新工場からEV用バッテリーを購入する方向で協議中。TDKは米国南部に工場を建設し、約1000人の雇用を創出予定。バッテリーはCATLの技術を使用。
協議は継続中で、米大統領選の結果次第で変更の可能性あり。この動きは、低調なEV需要への対応と、中国依存を減らす米政策当局の圧力を反映している。
TDKはCATLからリン酸鉄リチウム電池の技術ライセンスを受ける予定。GMは資本参加の予定なし。
GMは自社のEV戦略についてコメントしたが、この「臆測」には言及せず。TDKとCATLはコメントを控えた。