【転職×トレンドニュース】自動車部品の製造拠点拡大に関するニュースまとめ

こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。

自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。

 

Sep 17, 2024 by Reuters

1.小糸製、ブラジル・メキシコで生産能力増強 330億円投資

小糸製作所は米州での需要増に対応するため、メキシコとブラジルでの自動車用照明器生産能力を拡大すると発表。

総投資額は約330億円。メキシコでは200億円を投じて新工場を建設し、2026年4月から稼働予定。

ブラジルでは130億円で既存工場を拡張し、2025年8月から生産開始。両国での生産能力は大幅に増加し、売上は2023年度比で約2倍になる見込み。この投資による2025年3月期業績への影響は軽微とされている。

Sep 10, 2024 By 時事ドットコム

2.千歳市に拠点開設 ラピダスの半導体製造支援―ASML

オランダの半導体製造装置大手ASMLが北海道千歳市に拠点を開設。

ラピダス社の次世代半導体国産化に協力し、EUV露光装置の導入・保守を担当。ASMLは世界唯一のEUV露光装置メーカーで、この装置は半導体回路の微細化に不可欠。千歳駅直結のビルに拠点を設け、ラピダスの2ナノメートル半導体量産を支援する体制を整える。

Sep 7, 2024 By 日本経済新聞

3.半導体分析の台湾マーテック、札幌に拠点 20億円投資

台湾の閎康科技(マーテック)が札幌市に20億円を投じて分析拠点を設立予定。日本では3カ所目の拠点となる。半導体関連投資が進む日本を成長市場と見込む。

マーテックは半導体材料の受託分析を行う企業で、24時間稼働による迅速な解析が強み。日本では半導体製造企業向けに各工程の物質不良解析を請け負う。

日本での売上高は23年12月期に16億円で、25年12月期には倍増の可能性。複数の銀行から20億円の融資を受け、北海道拠点設立や設備調達に充てる。

輸出規制の影響で国内での受託能力増強を進めており、今後は熊本拠点の拡充や他地域への拠点設置も検討中。