【転職×トレンドニュース】EVバッテリーの進展?!最新事情まとめ

こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。

自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。

 

Nov 21, 2024 by Reuters

1.ホンダ初の全固体電池、搭載時に航続距離2倍 コスト25%低減

ホンダは次世代EV向け全固体電池の開発を進めており、2020年代後半には現行のリチウムイオン電池と比べて航続距離を2倍に、コストを25%削減することを目指している。

栃木県に430億円を投じて実証ラインを建設し、2024年1月から稼働予定。全固体電池は安全性が高く、エネルギー密度も優れているが、製造過程での湿度管理が課題。

ホンダは二輪車での活用も視野に入れ、日産との協力も検討。トヨタは27-28年、日産は25年から各々全固体電池の実用化を目指している。この技術で、日本は中国・韓国に対する競争力を取り戻せる可能性がある。

Nov 22, 2024 By Bloomberg

2.新興電池ノースボルト、米で破産法申請-欧州のEV供給網構想に痛手

スウェーデンの車載電池メーカーのノースボルトは、資金繰り悪化のため米国で連邦破産法11条の申請を行った。

欧州のEVサプライチェーン構築の重要企業として期待されていた同社だが、救済資金の確保に失敗。ただし、破産法管理下で約1億4500万ドルを確保し、主要顧客のスカニアから別途1億ドルのつなぎ融資も受けることになった。

スウェーデンの主力工場は通常通り操業を続ける予定だ。

Nov 22, 2024 By ニュースイッチ

3.リチウム電池セパレーターを生産…旭化成、カナダ新工場着手

旭化成がカナダのオンタリオ州で、リチウムイオン電池用セパレーター「ハイポア」の新工場建設を始めた。

2027年に稼働開始予定で、年間約7億平方メートルの生産能力を持つ。この工場はホンダと共同出資で運営され、ホンダは約390億円を投資する。

カナダ政府とオンタリオ州から約440億円の補助金を受け、日本政策投資銀行からも280億円の出資を受けた。これにより北米のEV需要に対応する供給体制を整える。