2024年12月23日 【転職×トレンドニュース】日産とホンダが経営統合？！三菱自、鴻海も巻き込む目が離せないニュースまとめ
こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。
自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。
Dec 23, 2024 by Reuters
1．ホンダと日産が経営統合視野に協議入り、ホンダ主導 きょう会見
ホンダと日産自動車は経営統合を視野に入れた関係強化の協議で基本合意し、新たな持ち株会社の設立を検討している。
2025年6月の最終合意を目指し、ホンダが持ち株会社の取締役過半数を指名し、新体制を主導する方針である。両社は2026年8月をめどに持ち株会社の上場を目指し、三菱自動車工業も合流の可能性がある。
3社合わせた年間販売台数は約850万台となり、世界第3位の規模となる。
両社はEVを中心とした電動化分野での協業を進めており、この統合は中国メーカーの台頭や自動車産業の急速な電動化への対応を見据えた動きである。近年、日産は北米や中国市場での業績悪化により大規模なリストラを発表し、ホンダも中国での販売不振に直面している。
Dec 22, 2024 By goo
2．「100年に1度の変革期」家電メーカーのEV参入も【日産・HONDA経営統合へ】
自動車産業が100年に1度の大転換期を迎える中、ホンダと日産の経営統合の背景が浮き彫りになった。
台湾の電機メーカー鴻海が日産買収を狙っていたことが統合協議を加速させた一因となっている。中国では電気自動車（EV）の販売シェアが従来型車を上回り、スマートフォンメーカーの小米などが参入して成功を収めている。
タイでは日本車のシェアが9割から7割台に低下し、中国製EVが台頭している。従来の自動車メーカーは、異業種からの参入者との競争に直面し、車の「スマートフォン化」への対応を迫られている。
Dec 20, 2024 By Bloomberg
3．鴻海、日産取得への関心は保留－ホンダとの統合交渉が続く限り
鴻海精密工業は、日産自動車がホンダとの経営統合交渉を進めている状況を受け、日産への投資計画を一時保留することを決定した。
鴻海は最近、ルノーの幹部とパリで面談後にこの判断を下したが、計画を完全に放棄したわけではない。日産は経営不振に陥っている中、鴻海からの買収アプローチを受けたことが、ホンダとの統合交渉を加速させる要因となった。
この一連の動きを受けて日産の株価は大きく上昇し、週初からの上昇率は25％を超えている。
