2025年1月17日 【転職×トレンドニュース】新技術の祭典、CES!自動車関連企業の展示まとめ
こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。
自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。
Jan 14, 2024 by NHK
1.AI・ソフトウエアで激変する自動車 新たな価値は
ラスベガスで開催された世界最大規模のテクノロジー見本市、CES では、自動車産業におけるAIとソフトウエアの重要性が顕著となった。
4500社以上が参加し、14万人を超える来場者を集めた同展示会では、中国のZeekrやGoogleのWaymoなどが最新の自動運転技術を披露。特に注目を集めたのは、ソフトウエア・デファインド・ビークル(SDV)の概念で、スマートフォンのようにアップデート可能な車両システムが主流となっている。日本からはホンダが独自OS「ASIMO OS」搭載の新型EV、ソニー・ホンダモビリティも高級EV「AFEELA」を発表し、テスラやBYDなど米中勢を追う姿勢を示した。
自動車産業は従来のハードウエア中心から、AIとソフトウエアを活用した新たな価値創造の時代へと移行している。
Jan 17, 2024 By 日本経済新聞
2.CES、車関連で提携・新技術 現代自×米エヌビディア、住友ゴム×米バイアダクト、京セラ
2025年のCESにおいて、モビリティー分野で複数の注目すべき発表があった。
現代自動車グループは、エヌビディアの「オムニバース」技術を採用し、仮想空間での次世代車開発と自動運転システムの試験を行うことを発表した。住友ゴム工業は、米バイアダクトと提携し、タイヤのデータを活用した故障予知サービスの2025年事業化を目指している。京セラは、ピンボケを抑制し、従来の鏡に近い使用感を実現した電子ミラーシステム「バイフォーカルミラー」を開発し、2026年からタイで量産を開始する予定である。また、トヨタ自動車の豊田章男会長がウーブン・シティの進捗を報告し、ソニーグループはホンダとのEV開発の詳細を公表した。スズキは初参加として軽トラック「スーパーキャリイ」を出品している。
Jan 15, 2024 By Reuters
3.訂正(会社側からの申し出) パナソニックHD、AI売上比率を10年後30%に拡大へ
パナソニックホールディングスは、2035年までにAI関連事業をグループ売上高の30%まで拡大する計画を発表した。
米ラスベガスのCESにて楠見社長が明らかにしたもので、特に米ブルーヨンダーを通じたサプライチェーン管理でのAI活用強化を進める。2025年4月からはAIを活用したビジネスモデル改革を本格化し、同年には北米で家族支援サービスアプリ「Umi」を米アンソロピックと提携して開始する予定である。このアプリには高性能な対話型AI「クロード」が搭載され、AARPなどと協力して家族の課題解決に向けた支援を提供する。
アンソロピックは元OpenAI幹部らが設立した企業で、アマゾンやグーグルからの投資を受け、OpenAIの主要な競合として注目を集めている。