【転職×トレンドニュース】採用強化中!自動車業界最新の人材事情まとめ

こちらのページでは、世界中の自動車およびモビリティ市場におけるトレンドのニューストピックを紹介いたします。

自動車業界の興味深いニュースを国内外問わず厳選し、内容を翻訳・要約して紹介していきます。業界の最新情報のキャッチアップの際にお役に立てましたら幸いです。

 

Aug 5, 2024 by News Picks

1.半導体人材、奪い合い激化 求人14倍、年収もアップ

半導体業界で人材不足が深刻化している。経済安全保障強化とAI普及により市場が拡大し、国内でも大規模工場建設が進んでいる。リクルートの調査によると、関連求人数は10年前の14倍に増加。

特に、TSMCが進出した九州と、ラピダスが半導体量産準備を進める北海道で人手不足が顕著。年収600万円以上の求人も増加している。

JEITAの試算では、主要9社が今後10年で約4.3万人の人材を必要とする。業界は人材育成や外国人採用に向けた取り組みを強化している。

かつて隆盛を極めた日本の半導体産業だが、事業縮小と技術者の海外流出により人材不足に陥っている。企業は働き方や採用戦略の見直しを迫られている。

July 31, 2024 By NIKKEI Mobility

2.パナHD、米で電池人材育成 カンザス新工場の「頭脳」確保

パナソニックエナジーが米国での電池人材育成を急いでいる。2025年3月稼働予定のカンザス工場に向け、米カンザス大学と提携してEV用リチウムイオン電池の研究開発と専門人材育成を進める。共同ラボ設立や奨学金制度新設を検討し、現地での人材確保を目指す。

カンザス工場の年間生産能力は約30ギガワット時で、約4000人の新規雇用を計画。過去のネバダ工場での人材確保の問題を教訓に、立地選定と教育機関連携を重視している。

2025年度までに約5000人の人員増強を計画し、北米では約3000人増を目指す。国内でも技術人材育成プログラムを始め、グローバルな電池事業の成長と安定稼働の実現を図っている。

Aug 8, 2024 by MONOist

3.SOLIZEがソフトウェアエンジニアリング事業を分社化、新会社STELAQを設立

SOLIZEは2024年7月19日、ソフトウェアエンジニアリング事業を分社化し、新会社「STELAQ」を設立すると発表した。2022年1月に立ち上げたこの事業部門は、システム設計、PMO支援、テスト設計、コンサルティングなどを手掛け、最近ではIT人材育成にも着手している。

分社化の目的は、認知度向上、人材採用強化、労働環境整備を加速させることにある。STELAQは2025年から事業を開始し、女性活躍推進やデジタル人材育成など社会課題の解決にも取り組む予定だ。この戦略により、意思決定の迅速化と施策実行力の強化を図り、顧客満足度向上と事業成長を目指す。